Mini日記
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慣らし運転・セルモーター交換再トライ
2009年11月8日日曜日
慣らし運転を兼ねて山梨の方に足を伸ばそうと昼過ぎに自宅を出ましたが、調子よくドライブできたのは御殿場までで、東富士五湖道路に向かう138号線は須走ICの5km以上手前から大渋滞してました。紅葉の時期だからみんなドライブしたいんですよねw。緩やかな登り道で延々続く渋滞の中、グズつくエンジンをなだめすかせつつスタート&ストップと低速でのノロノロ走行を強いられた結果、1kmも行かないうちにキレてしまって引き返しましたw
そんな帰宅途中、お店から電話が入りました。「セルモーター入庫したから来てね」と。
昨日の土曜日に交換をトライして残念ながらつかなかったセルモーターですが、なんと翌日の日曜日に代替品が入庫したそうです。仕事早いですね! ドライブに行けずイライラしていた僕はそのまま沼津へとミニをかっ飛ばしたのでしたw
こちらが英国BRISE社製のリダクション式セルモーター。手前のノーマルと比べても小さいです。
これならばそのまま付けてもオイルクーラーと干渉しません。
ただちょっと問題がありまして、ノーマルのセルモーターはスターターソレノイドで駆動されますが、この新しいリダクション式セルモーターのためにはリレーを組む必要があり、そのための電気配線作業が必要なのでした。お店にお願いして良かったと思った瞬間でした。電気作業嫌いなのでw
無事にスターターが付きリレーが組み上がってエンジンがかかることを確認した後、ポイント式だったデスビをポイントレスのフルトラ方式に戻す作業に取りかかりました。
左上の写真がポイント式、右上の写真がフルトラ方式のデスビの中身です。細かい作業ではありますが外した部品に置き換えるだけなんですけど・・・、エンジンがかかりません。火花が飛んでないようで、マニュアルに従って簡易式のチェックをしてみるとどうもフルトラのコイルが死んでいるようでした。保証期間内なので修理はOKなんですが、フルトラ関係一式丸ごとメーカーに送り返す必要があり、点検修理が終わって戻ってくるまで代わりの点火系が必要になります。またまたポイント式デスビと、お店にあった中古のコイルとの組み合わせという完全ノーマルの点火系に戻る事になりました。
お店にあったコイルのうち、いくつか取り替えて一番調子の良いものを付けて頂きましたが、コイルによっても吹け上がり全然違うんですね、初めて知りました。それにしてもいろいろ組み直したりして3時間以上かかってトラブルシュートして頂きました、お疲れ様です。うまくいかなかったのは残念ですが、トラブルシュートの過程を見ることができて勉強になりました。
この仕様で自宅に帰りましたが、低回転がまた一段とグズつくようになり運転ちょっと大変でした。来週末には完全復活することを祈りたいです。
それにしてもフルトラのなかった時代のセッティングって大変だったんでしょうね〜。これで更にハイパワーの12気筒、ウェバ−ツインチョークキャブを6基使っていたフェラーリやランボルギーニなんてさぞかし大変だったのではないかと思います。